金時
中華の真髄を味わう、澄み切った塩ラーメンと汁なし担々麺
「本格高級中華の味がする」。いまや日本の国民食となったラーメンで、こんな感想を持つことは、意外と少ない。
しかし金時の塩らぁ麺のスープをすすると、間違いなく高級中華の上湯スープを連想するし、汁なし担々麺の肉味噌からは、体験したことのないような香辛料の妙味を味わえる。
間違いなく、東京を代表するラーメンだと、ぼくらは確信している。
調べれば、店主の山口さんは、中華料理店でキャリアを積んだ持ち主だという。[1] 道理で、ただの塩ラーメンにはない、澄みながらも鮮やかな旨味のスープができるのだった。[2]
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中華の技法を用い、鶏の挽き肉から4時間かけて旨みを抽出し、干し貝柱のだしも加えている。澄んだ上品な風味が魅力だ。
しかし、特におすすめしたいのは、汁なし担々麺のほうだ。千葉・銚子時代から得意としていたというこちらのメニュー。
インパクトもありながら、汁なし麺にありがちなジャンクフード的な味ではなく、複雑な香辛料の味わいはやみつきになる。
できれば友人連れで、ラーメンとシェアして食べてほしい
MAP
- PLACE
- 金時
- TEL
- 03-5926-7566
- ACCESS
- 東京都練馬区小竹町1-2-7