グリーン ビーン トゥ バー チョコレート
ポップな見た目に、おどろく美味しさ!目黒川沿いのカカオ工房
夜、中目黒駅から、暗くなった目黒川沿いを歩いてほしい。10分ほど歩いて、明るく広々としたカフェっぽいお店が現れたらグリーン ビーン トゥ バー チョコレートだ。ここがまさか、カカオ豆からチョコレートをつくる工房だと誰が思うだろうか。
店名にも冠する「ビーントゥバー」は、2010年代以降、チョコレート界を席巻する潮流だ。この数年、多くのチョコレート店が、自分たちでカカオ豆からチョコをつくりあげる、この“ビーントゥバー”スタイルをとりいれてきた。
そしてぼくらは、ここのチョコレートこそが、東京を代表するビーントゥバーだと思っている。
素材や製法への"本質的"なこだわり。かわいく万人にも響く、ポップなコンセプト。
“最先端”でありながら、「分かる人だけ分かればいい」的な傲慢さもない。
ただただ、チョコレートのおいしさを丁寧に楽しく求め、それを魅力的に発信しようとする姿勢が、チョコにもお店にも満ちあふれている。
味も言うことなしだ。ビーントゥバーのチョコレートを食べたことがない友人に、最初に食べさせるならここのチョコレートでまちがいない。
カカオの風味を引き出した、ビーントゥバーならではの味わいは充分。
それでいて尖りすぎず、「チョコレート」としてものすごく美味しい。
そのおいしさの秘訣は手作業の丁寧さと、そこにかける時間にあるようだ。製法の秘訣が2016年の『Hanako』に詳しく記されていた。[1]
素材には厳選したカカオ豆ときび砂糖を使用。全ての工程を職人の手作業で行い、約45日かけチョコレートを作り上げてゆく 。
一口食べれば、その仕事の丁寧さは伝わるはず。
深いカカオの味わいと、優しい甘みがとろけていく。
店内に入れば、レジの奥に工房が見える。一粒のカカオ豆が、丹精込めたチョコレートに生まれ変わる瞬間・味を、ぜひ味わってほしい。
MAP
- PLACE
- green bean to bar CHOCOLATE
- TEL
- 03 5728 6420
- ACCESS
- 東京都目黒区青葉台 2-16-11
- URL
- https://greenchocolate.jp